2022年12月03日
高次脳機能障害がある方の感覚訓練ポイント
脳卒中後のリハビリテーションで、手の感覚評価や訓練をすることがあるかと思います。
そして、対象者の方が半側空間無視や注意障害などの高次脳機能障害を有することもあるかと思います。
今回は、高次脳機能障害をもつ方への感覚訓練を行う際に、気を付けるべきポイントについてまとめていきたいと思います。
注意力が低下していると知覚が低下する?
触れているか否かなど、単純な感覚は感覚野の3野で処理されると言われています。
そして知覚が関係するのは1野、2野、5野になります。
そして、知覚するためには注意機能が必要となります。
そのため、注意障害や半側空間無視がある方へ感覚訓練をする際には少しだけ工夫する必要があります。
感覚訓練を開眼状態で行う
感覚評価や訓練を行い際に閉眼してもらうことは多くないですか?
半側空間無視や注意障害がある方は、閉眼すると自身の体に注意が向きにくくなる可能性があります。
そのため、開眼してもらい、感覚刺激部位のみ隠す方法がオススメです。
具体的な方法について動画で学ぶ
具体的にどのようにすれば良いのか?
こちらの動画で分かりやすくまとめてますので、ぜひご視聴ください。
動画視聴はこちらからどうぞ↓
臨床ですぐに使えるアプローチ動画がたくさん
リハガクオンラインでは臨床ですぐに使えるアプローチ動画を多数用意しております。
現在のコンテンツはこちら↓
カテゴリー | タイトル |
---|---|
注意機能 | 持続性注意を高めるアプローチ |
感覚障害 | 注意障害の方に対する感覚訓練の一例 |
上肢運動麻痺 | 弛緩性麻痺に対する介入-電気刺激を用いた方法 |
上肢運動麻痺 | 弛緩性麻痺に対する介入-加圧を用いた方法 |
上肢運動麻痺 | 上肢屈曲痙性に対する介入-ストレッチ方法 |
上肢運動麻痺 | 上肢屈曲痙性に対する介入-振動刺激 |
ADL | 食事をどう捉えるか?【実技編】 |
ADL | 更衣をどう捉えるか?【実技編】 |
ADL | トイレ活動をどう捉えるか?【実技編】 |
ADL | 入浴をどう捉えるか?【実技編】 |
ADL | 応用移動をどう捉えるか?【実技編】 |
アプローチ動画は今後さらに更新予定です。
来月は上肢運動麻痺に対する具体的な介入方法についても公開予定です。
痙性を落とすアプローチや、随意性を高める方法などの動画を更新する予定なので楽しみに待っていてくださいね。
臨床の悩みを解決し、今よりできるOTになりたい方は一度リハガクオンラインをお試しください。
12月15日までの申し込みで「脳画像シリーズ」の資料プレゼント中!
12月15日までに有料会員登録すれば、こちらの「脳画像シリーズ」のフルカラー資料をプレゼントします。
①有料会員登録
②リハガク公式LINEで「11月特典」とメッセージで送らせていただきます。