お知らせ

2024年02月19日

療法士がBPSDについて学ぶ重要性について

日本では急速に少子高齢化が進んでおります。

このような超高齢化社会を迎える日本において、認知症という疾患は切り離すことができないと考えられます。

また、療法士は特に認知症患者さんと関わる機会が多いのではないかと思います。

今回はそんな認知症の中でもBPSDに焦点をあてた記事となっております。

認知症BPSDを基礎から学びたい方のための内容となっております。

認知症BPSDについて

BPSDとはBehavioral and Psychological Symptoms of Dementiaの略で、認知症の方にみられる行動障害と心理症状のことになります。

行動障害には徘徊や異常行動などがあり、心理症状にはうつや妄想などがあります。

BPSDが及ぼす影響について

療法士をはじめとする医療従事者はBPSDについて理解を深める必要があると思います。

なぜならBPSDは対象者自身のQOLや対象者の家族にも大きな影響を及ぼすためです。

BPSDが及ぼす影響には以下のようなものがあるとされます。

【介護者の負担】

BPSDは介護者に大きな負担感を負います。そのため介護者の介護疲れにつながる恐れがあります。

【施設入所リスク】

BPSDは自宅生活が困難になる原因の一つでもあり、BPSDは施設入所のリスクを高めるとの報告もあります。

【QOL】

またBPSDは患者自身のQOLを大きく下げることも報告されており、BPSDの改善がQOL向上にもつながります。

認知症患者のBPSDを理解し介入することで、認知症患者の生活を豊かにできるかもしれません。

ではBPSDの評価はどんなものがあるのでしょうか?

BPSDの評価について

認知症患者を担当した際にHSD-RやMMSEなど認知機能の評価はするかと思います。

ではBPSDの評価は実施していますか?

もしかすると「評価をしたことがない」「どんな評価法があるのか知らない」といった方も多いかと思います。

今回はBPSD評価の中で代表的な「NPI-NH」について紹介します。

NPI-NHとは

NPI-NHはNeuropsychiatic Inventory Nursing Home versionの略で、BPSDを包括的に評価する評価法です。

BPSDといっても多くの種類があります。どういった症状が出て、どの症状は出ていないのか包括的に評価できるのが最大の特徴です。

行動障害、心理症状の12項目を評価する評価法で、BPSDの評価を行うならまずは行うべき評価だと思います。

NPI-NHについて詳しく学びたい方はこちらの動画がオススメです。

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